日光東照宮 最新情報 平成28年 日光東照宮 御鎮座 四百年

 東照宮宝物館では、コーナー展示「松平容保宮司と明治の奉納品」を行っています。
 当コーナーの目玉は、明治19年に容保公が当宮に寄贈した「東照公像」(画像)です。東照宮側の受け取り書には「会津藩若松城に鎮座の神像」とありますから、会津藩主松平家の守護神としての東照公像と言えます。
 この他、松平容保宮司筆の「東照宮」御社号(掛軸)・「東照宮」御社号版木・扇面和歌・和歌短冊・容保宮司の名が記された「東照宮神官録」・保科近悳(西郷頼母)編『晃山叢書』や、明治時代に奉納された「東照公御遺訓」・河鍋暁斎画「東照公御画像」・暁斎画「徳川十六将図」版木などを展示しています。
 小さなコーナー展示ですが、珍しい資料を紹介しています。皆様の御来館をお待ちしています。

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   松平容保宮司筆
   「東照宮」御社号

 日光東照宮の最初の五重塔は、慶安3年(1650)に初代若狭小浜藩主の酒井忠勝が寄進したものでしたが、文化12年(1815)に焼失しました。その後、文政元年(1818)に十代藩主酒井忠進が再建したのが現在の五重塔です。
 高さは36m。極彩色の日本一華麗な五重塔で、初層軒下には富田宿(現大平町)の名工 後藤正秀が手がけた十二支の彫刻があります。また、初層内部にも漆塗り・彩色・漆箔がきらびやかに施されています。
 塔を貫く心柱は事例の少ない懸垂式で、礎石には据えられず、四重から吊り下げられて浮いています。これは、時を経て重みで塔身が縮んだ際にも、心柱が五重の屋根を突き抜けてしまわないよう、江戸時代に考え出された工法です。
 こうした工法が可能であったのは、五重塔の心柱が構造上塔身から独立して、先端の相輪だけを支えているためですが、一方で、そのように塔身と分離した心柱は、免震の機能を果たすとも考えられてきました。東京スカイツリーのデザイン監修者である元東京藝術大学学長 澄川喜一氏によれば、この五重塔の免震機能はスカイツリーの制振システム(心柱制振)にも応用されたといいます。
 五重塔は地震に強いと言われる通り、日光東照宮の五重塔も幾度かの大地震を乗り越えて健在です。そして今も、標高645mの日光山内にあって、スカイツリーの高さに呼応するが如く屹立しています。

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 昨年5月の東京スカイツリー開業に合わせ、当宮では五重塔の初層内部を公開し、塔の中心を貫く心柱をご覧いただいてまいりましたが、参拝者に好評であったこと、また、多数の地元観光業者から公開継続の強い要望があったことにより、期間を延長して、4月以降も引き続き公開することといたしました。
 五重塔が注目されたのは、スカイツリー建設の際に五重塔の心柱構造を参考にした「心柱制振」と呼ばれる地震緩和システムが導入されたためです。確かに、五重塔は昔から地震に強い建造物と言われており、当宮の五重塔も幾つかの大地震に遭いながら健在です。
 まだご覧になっていない方は、この機会に是非お越し下さい。ご拝観の方には五重塔と東京スカイツリーをデザインした記念クリアファイルを進呈しています。

 ○開催期間: 平成24年5月22日(火)〜(公開期限未定)
 ○公開時間: 8:00〜17:00
 ○公開方法: 初層背面(西側)を開扉し、初層内部を公開する。また、外回りの十二支彫刻を公開する。
 ○観覧受付: 1名様300円(小学生200円、個人・団体不問)

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  記念クリアファイル

平成27年に迫った400年式年大祭の記念事業として、多数のご要望をいただいておりました境内音声案内を下記の通り開始しました。是非ご利用ください。
                              記
1.場 所       東照宮境内
2.受付場所     祈祷受付所(単独拝観券販売所)
3.料 金       使用料一台500円。
             他に預かり金500円が必要です。(タッチペン、ヘッドホン等返却時に返却いたします)
4.言 語       日本語(大人、子供)、英語、中国語
5.案内項目     計35項目 一項目30秒〜4分 境内を1時間半〜で回るのに最適です。
6.お問合せ・予約  音声案内事務局 ℡03−5812−5147  
         
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