日光東照宮 最新情報

当宮400年式年大祭奉祝行事として、天下泰平祈願 日本芸術奉納美術展覧会「真秀」を開催いたします。

本展覧会では、日本芸術院会員奥谷博氏・塗師祥一郎氏・絹谷幸二氏など日本美術界代表格である重鎮作家作品をはじめとした、絵画・書道・工芸などを約240点展示します。

詳細は下記の通りです。ぜひご覧ください。

 

共   催:(一社)世界芸術文化交流会、日光東照宮

開催期間:10月31日(土)~11月5日(木) 午前8時~午後4時(10月31日のみ午後5時まで)

場   所:第一展示会場 東西回廊(当宮拝観料が必要になります。)

         第二展示会場 客殿

 当宮四百年式年大祭が行われて日光に注目が集まる中、NHK宇都宮局では「見どころ満載!秋の日光セレクション」と題し、日光を取り上げた番組を総合テレビで放送します。この機会に日光の奥深い魅力に触れて下さい。

 

1024日(土)午後4:004:43(栃木県域放送)

  歴史秘話ヒストリア(予定)

 「孫の私ががんばらねば!~日光東照宮 徳川家康と家光の絆~」

1025日(日)午前0:051:3524日(土)の深夜〉(全国放送)

  今夜も生でさだまさし

 「日光けっこう!さだだらけ」

1026日(月)~30日(金)午後6:407:00(栃木県域放送)

  とちぎ640

 「日光社参ウォーク」ミニリポートを毎日放送

1031日(土)午後4:204:45(栃木県域放送)

  探検バクモン

 「アナタの知らない日光東照宮」

 1030日(金)から111日(日)の午後6時から9時の間、東照宮表門・五重塔のほか、山内各所の社殿・堂宇がライトアップされます。期間中、下記のイベントも予定されています。

 

①ライトアップ日光オープニングセレモニー(挨拶、点灯式、吹奏楽)

 日時:1030日(金)午後545分~630

 場所:日光東照宮表門下

 出演:日光市立大沢中学校吹奏楽部

②音楽イベント

 日時:1031日(土)午後6時~8

 会場:二荒山神社境内

 演目:午後6時~    尺八演奏【邦楽ゾリスデン~智世代~】

    午後640分~ 太鼓演奏【宝珠道心太鼓】

    午後720分~ 尺八演奏【邦楽ゾリスデン~智世代~】

③殿堂案内人による案内ツアー(無料)

 日時:1030日(金)~111日(日)

 集合場所:勝道上人像前

 開始時間:午後6時、午後630分、午後7時、午後730分、午後8

④フードコート(食べ物・飲み物を用意)

 日時:1030日(金)~111日(日)午後6時~9

 会場:二荒山神社境内

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 1015日(木)、表参道を舞台に「日光東照宮四百年式年大祭記念 第一回ホースバックアーチェリー国際大会が開かれました。本大会は国際ホースバックアーチェリー協会の協力とスポーツ振興基金の助成を得て実現したものです。 参加選手は13ヶ国から22名。大会前日には日光市内で各国選手による騎馬パレードも行われました。

 競技は「5的競技」と「カバック競技」の二種目で競われました。「5的競技」は30メートルおきに置かれた5つの的を次々に射るもので、「カバック競技」は地上8メートルの柱の上部に設置された金属製の的をねらう競技です。

 各国ごとに弓矢・装束・射法が異なり、また、日本の流鏑馬とは異なるルールで行われることから、各選手の技術だけでなく見た目の華やかさも楽しめ、詰めかけた多くの参観者を魅了いたしました。

 試合結果は次の通りです。

〈団体部門〉

優 勝:モンゴル

準優勝:アメリカ合衆国

3位:ポーランド

〈個人部門〉

 優 勝:アンナ・ソコルスカ(ポーランド)

 準優勝:マイア・デンズラー(アメリカ合衆国)

 第3位:ノベルト・スピエス(ドイツ)

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   選手による市内パレード    個人優勝したアンナ選手

 矢板市で結成された御奉納刀実行委員会(実行委員長:小川三夫)が日光東照宮四百年式年大祭を記念して製作依頼した太刀が、1013日(火)に当宮に奉納されました。

 太刀の製作にあたったのは、塩谷町出身の刀匠加藤慎平氏(1957~)。同氏は人間国宝故宮入行平、次いで上林恒平に師事した後、独立して矢板市で活動を行っており、新作名刀展優秀賞ほか多数の賞を受賞しています。

 加藤氏が「鎌倉時代中期の作風を意識して作った」と言う奉納刀は、現在宝物館に展示されています。

  刀匠の加藤慎平氏が宮司に太刀を進呈.JPG

 109日(金)、当宮と広島市との間で互いに進呈した樹木の目録交換式を行いました。

 東照宮の御祭神・徳川家康公は戦国の世を平定し、260年に及ぶ平和の世の礎を築いたことで崇敬されていますが、この国内統一の背景には、近隣諸国との善隣外交があり、その延長線上に、八代将軍吉宗公の時代の、清国からの楓樹請来と、楓樹の江戸城・日光東照宮への植栽がありました。こうした史実に基づいて、日光東照宮では楓樹を平和のシンボルとして育成しています。

 一方、広島市では被爆アオギリの二世木を育成し、平和への思いを込めて、修学旅行で平和記念公園を訪れた学校などに配布しています。

 平和の形や手段には様々考えがあるにせよ、生命を尊び平和を希求する点で日光東照宮と広島市との思いは通じあっています。

 こうしたことから、広島東照宮久保田宮司が「東照宮が400年大祭を迎え、広島市が被爆70周年を迎える平成27年を機に、日光東照宮と広島市との間で楓樹とアオギリを交換し、両樹木を平和のシンボルと位置付けてはどうか」と発案。これを全国東照宮連合会加盟社の総意として行うと定めて、連合会が仲介する形で日光東照宮と広島市とが樹木交換を行いました。

 本年321日、日光東照宮林務課が広島市植物公園に出向き、楓樹とアオギリを交換。519日に、広島市長松井一實氏と全国東照宮連合会代表・広島東照宮久保田宮司ほかが、楓樹を広島城跡に植樹しました。アオギリは幼木である為、現在当宮において鉢植えの状態で育成中です。

 そして、この度、日光東照宮稲葉宮司と広島市都市整備局の石田課長とが、植樹された楓樹の前で互いに樹木進呈目録を交換し、あらためて樹木の授受と今後の樹木育成への意思を確認いたしました。

 当宮と広島市とは、今後、アオギリと楓樹とを平和のシンボルとして育成し、平和祈念のアピールを発信していきます。

  

 

 日光東照宮400年式年大祭記念「大相撲秋巡業とちぎ場所」を翌日に控えた107日(水)、当宮表門前で横綱鶴竜関の土俵入りが行われました。日光東照宮の長い歴史の中でも、横綱の土俵入りが行われるのは初めてのことです。

 鶴竜関は正式参拝、境内拝観の後に支度に入り、土俵入りの時間が迫ると、まずは翌日の取り組みを告げるふれ太鼓が登場。続いて、太刀持ちに関脇栃煌山関、露払いに小結栃ノ心関を従えた鶴竜関が表参道から石鳥居をくぐって、表門前の石畳に現れ、二千人の観衆が見守る中、力強い雲竜型の土俵入りを奉納して下さいました。

 105日(月)当宮客殿大広間で、宝生流蝋燭能の公演が行われました。

 演目は舞囃子「岩船」(大坪喜美雄ほか)、狂言「末広がり」(野村萬斎ほか)、能「高砂」(ツレ:藪克徳、前シテ:野月聡、後シテ:田崎隆三、ほか)で、いずれも当宮四百年式年大祭を寿ぐおめでたい内容です。

 特に狂言「末広がり」への野村萬斎さんの出演と、蝋燭が灯る中で行われる能「高砂」が話題を集め、満席のお客様にご鑑賞いただきました。

  野村萬斎.JPG 蝋燭能.JPG

  野村萬斎さんの「末広がり」     蝋燭能「高砂」

本日(10月17日)11時に進発を予定しておりました神輿渡御祭(百物揃千人武者行列)は12時進発となりましたのでお知らせいたします。

現在、本日(10月17日)の神輿渡御祭(百者揃千人武者行列)の斎行について天候を勘案し、協議をしております。

決定次第、本ホームページ上でお知らせいたしますので、今しばらくお待ち下さい。

世界遺産劇場終演

2015年10月16日

 1010日(土)・11日(日)に五重塔前特設ステージで「第29JTB世界遺産劇場 日光東照宮四百年式年大祭記念 市川海老蔵特別記念公演」が、12日(月)には同じく「May J. Special Concert」が開かれました。海老蔵さんとMay J.さんは共に正式参拝をした後、すばらしい奉納公演を見せてくださいました。

 

《市川海老蔵特別記念公演》

 公演の冒頭は「御目見得口上」。海老蔵さんは演目の内容を紹介すると共に、「家康公が築いた太平の世に江戸文化が生まれたが、歌舞伎もその一つ。こうして東照宮で歌舞伎を演じられることは光栄である。皆様にはこれからも歌舞伎に親しんでいただきたい」と語られました。

 初めに演じられた創作舞踏「碇知盛」は、海老蔵さんが扮する平知盛が安徳天皇を守って壇ノ浦から逃げ延び、源義経への復讐を狙うというものです。大立ち回りの末に知盛は義経一行に切りつけられて深手を負い、自ら碇を身につけて海に沈んでいく悲劇の主人公の物語でした。

 次の創作舞踏「迦具土之舞」は海老蔵さん扮する須佐之男命が火の神迦具土の力を借りてオロチを退治する物語でしたが、複数の迦具土が燃え盛る炎を表現した激しい舞踏が印象的でした。

 両演目を通して、武をもって立ち向かう主人公の姿を御祭神にご奉納いただきました。

 

May J. Special Concert

 May J.さんは「歴史ある場所で、四百年という特別な年に歌えることは光栄。今日はいつもと違う日光東照宮を楽しんでいってください」と挨拶。小さな子どもから大人まで幅広いファンの声援を集めて、カバーアルバムの名曲や、11月に発売されるディズニーカバーアルバムの曲、また、ニューシングル「Sparkle‐輝きを信じて‐」などを披露しました。

 アンコール曲は「この曲をこの神聖な場所で歌うことを楽しみにしてきました」と言う「Let it go」。来場者も楽しみにしていた曲に声を合わせ、会場が一つになってコンサートは終演を迎えました。

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日本大宝樹展開催

2015年10月14日

 1015日(木)から25日(日)まで、日光東照宮の境内に盆栽の銘品が集う「日光東照宮四百年式年大祭記念 日本大宝樹展」(主催:日本宝樹会)が開催されます。

 本展は徳川家康公が導いた盆栽文化を紹介し、「人は自然の中で生かされている」ことを伝える展示会。境内参拝ルートに沿って多数の作品を並べ、自然の素材に人の手が加わって生み出された江戸の社殿建築と盆栽との共演をお楽しみいただきます。

 1018日(日)~25日(日)には、客殿、美術館、武徳殿も会場となり、特に客殿には、大河ドラマを手掛ける㈱NHKアートが特設セットをしつらえた上、宮内庁から出品された盆栽と盆器、さらに徳川宗家伝来の宝物が飾られます。

 この秋、ひときわ豪華に装う東照宮へぜひお越しください。

 なお、境内と美術館にお入りの際には、拝観料がかかります。

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 当宮400年式年大祭記念として1015日にホースバックアーチェリー国際大会が開催されます。また、1014日には出場する世界14カ国代表選手団による騎馬パレードが行われます。

 詳細は下記の通りです。ぜひ間近でご覧ください。

 ○騎馬パレード(1014日)

パレードコース(全長約5キロ)

午後1時 日光乗馬クラブ出発

午後130分 東武日光駅前・JR日光駅前通過、国道を東照宮方面に向かって行進

午後220分 神橋脇の橋を通過

午後3時 表参道着

 ○ホースバックアーチェリー国際大会(1015日)

時間:午前10時から午後1

場所:表参道

 春の四百年祭春季大祭において、神輿渡御祭(百物揃千人武者行列)がとちぎテレビで生中継されたことから、いよいよ注目を集めている東照宮秋季大祭が下記の日程で斎行されます。

 江戸時代から続く伝統の祭典が、式年大祭秋季行事のクライマックスを飾ります。 

1016日(金) 神事流鏑馬

 12:30 和太鼓奉納(表参道)

  12:40 弓矢渡し式・みそぎ行事(五重塔前)

  13:00 馬場入り

  13:30 流鏑馬神事開始

  14:30 流鏑馬神事終了 

1017日(土) 奉祝大祭・神輿渡御祭

 9:00 秋季奉祝大祭斎行(一般の方は参列できません)

   9:30 御迎榊が御旅所を出発

  10:40 遷霊の儀(神輿舎)

  10:30 上神庫前供奉立

  11:00 神輿発御(神輿舎→表参道→御旅所)

  12:00 御旅所祭

  13:00 神輿還御(御旅所→表参道→神輿舎)

  13:30 遷霊の儀(神輿舎)

  13:40 還御祭(一般の方は参列できません)

 

 秋季奉祝大祭の神賑行事として献菓展1015日~20日、東廻廊)、菊花展1027日~1110日、宝物館前、五重塔前)も行われます。皆様のご参拝をお待ち申し上げます。

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 104日(日)、独演会を前に御本社で参拝をされた小朝師匠は、家康公の御威光と社殿に描かれた狩野探幽の作品に圧倒されたとのこと。そこで、この日の演目は、家康公の意を受けて本多正信が茶会を催す噺と名人絵師の噺となりました。

 林家ひろ木さんは林家木久扇(元、木久蔵)師匠のお弟子さん。お客さんとの掛け合いで会場を沸かせて下さいました。

 演目は以下の通りです。 

「読書の時間」 林家ひろ木 : 大人向けの本を学校に持っていった息子が教室で朗読する羽目になり...

「大名の茶の湯」 春風亭小朝 : 茶を知らぬ戦国武将が茶席に招かれて起す騒動

「津軽三味線披露」 林家ひろ木 : 三味線でベンチャーズまで演奏

「抜け雀」 春風亭小朝 : 名人絵師親子の人情噺

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 去る67日に、南部神楽を伝承する岩手県・宮城県の三保存会が神楽奉納をして下さいましたが、あらためて104日(日)に、両県6団体による奉納がありました。

 午前9時から午後330分までの立て続けの奉納で、内容は記紀の古伝承と、東北地方に縁の深い源義経の逸話に基づくものが中心でした。演目と奉納団体は以下の通りです。 

「式舞、降神の舞」赤谷神楽保存会(宮城県登米市石越町)

「御神楽(鶏舞)」達古袋神楽(岩手県一関市萩荘)

「岩戸開き」狼ケ志田神楽(岩手県奥州市胆沢区)

「鞍馬山の牛若丸」赤谷神楽保存会(宮城県登米市石越町)

「牛若丸弁慶五条の橋」狼ケ志田神楽(岩手県奥州市胆沢区)

「金売吉次兄弟鏡ケ宿の場」赤谷神楽保存会(宮城県登米市石越町)

「恵比寿舞」南部神楽伝承推進協議会

「羽衣」達古袋神楽(岩手県一関市萩荘)

「屋島合戦より忠信兄継信尋ねの場」赤谷神楽保存会(宮城県登米市石越町)

「弁慶安宅の関」達古袋神楽(岩手県一関市萩荘)

「宝剣納盗み取りの場」狼ケ志田神楽(岩手県奥州市胆沢区)

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 103日(土)、五重塔前特設舞台で真岡市大前神社の大大御神楽宮毘講による大大御神楽が奉納されました。大大神楽は『古事記』や『日本書紀』に記された神々の古伝承に取材した神楽で、大前神社の神職さんが場面説明を加えながら、次の五演目を披露して下さいました。 

①五行の舞...万物を構成する五行(木・火・土・金・水)が活動をおこす様を舞う。

②天狐白狐の舞...狐が植えた稲を稲荷社の神である宇迦之御魂神が刈り取る。舞の途中で、実りを表す餅を観客に向かって撒き、神酒をふるまう。

③猿田彦の舞...天孫降臨に際して道案内をしたという猿田彦神の舞。

④恵比寿・大国の舞...恵比寿様が鯛を釣り上げ、大国様が米俵を担ぎ打ち出の小槌を振いながら現れる縁起の良い舞。俵の中から取り出した餅を観客に撒く。大前神社の御祭神が主役の神楽。

⑤天岩戸の舞...天宇受売神の舞に続いて手力男神が現れ、岩戸を外して天照大御神に岩戸から出ていただく。 

 最後に、説明を担当した神職さんが、「神楽の伝承が難しくなってきているので、皆様には地元の郷土芸能を大切にしていただきたい」と訴えて、奉納神楽は終了いたしました。

  P1450675.JPG 恵比寿様が鯛を釣り上げる

  

 10月3日(土)、当宮客殿で、江戸文化と日光の未来を語るシンポジウム「日光世界遺産大學 徳川家康公と江戸文化」が開かれました。

 五十嵐楽師長の解説を交えながら当宮楽師が雅楽を演奏した後、斎藤文夫日光市長と主催者である世界遺産「日光の社寺」プロモーション委員会の八木澤哲男会長が挨拶。次いでトークライブへと入って行きました。

 初めは下野新聞紙上で「聖地日光」を連載し、日光の歴史に幅広く精通している同新聞特別編集委員の綱川榮氏が日光東照宮の創建とその後の歴史について総括。次いで落語家の春風亭小朝氏が楽しい語りで会場を和ませながら、「最近の日本人は上手いほめ方を知らず、他人の批判ばかり。人間には元々悪い本性があるのに、それを教育しないから、野生化が進んでいる。人の品格とは腹八分目の美学であり、適度な所で納めておくこと」と話されました。東洋文化研究者のアレックス・カー氏は、「世界的に観光産業が重視されている中で、日本は立ち遅れており、電柱や看板が景観を損なっている」ことを指摘して、世界に通用する文化財や景観を活かすよう提言されました。

 休憩をはさんで後半は栃木県の伝統芸能「関白流下小林神獅子舞」で幕を開け、続いて、綱川氏とアレックス・カー氏によるトークセッション。この中で、カー氏が、「日本の観光地はヨーロッパのやり方を勉強してこなかった、観光対象の文化財があれば良いのではなく、その周辺の景観や店舗・宿泊施設が魅力を持たなければならない」と発言されましたが、日光市の課題に対する的確な回答になっていたように思います。

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 10月2日(金)の午後1時と3時30分より、当宮客殿で「日光東照宮四百年式年大祭記念 日本の美を愛でるIN日光東照宮」(主催:下野新聞社、演出:大出一博)が開催されました。

 舞台背景をスクリーンにして東照宮社殿や季節の風景を映し、ライティングと音楽で演出する中、美しい着物姿のモデルさんが次々と登場。特別ゲストの福田富一栃木県知事は青竹を縞柄風に染めた着物で現れ、また、2015ミス・インターナショナル日本代表の中川愛理沙さんは総絞りの豪華な振袖姿を披露して、客席からの拍手を浴びました。

 ショ―に登場した着物のうち、振り袖やおしゃれ着にはモダンな柄も見られましたが、総じて一般の方が普通に着こなせる取り合わせが紹介され、着物文化の普及を目指したショ―であることが伺えました。

 ショ―の最後には、背景のスクリーンが左右に開いて、日光山内の実景が現れる演出もあり、総合舞台芸術としての着物ショーが終焉。出演した全てのモデルさんが舞台上に現れると、福田知事がマイクを取り、来場者へのお礼の言葉を述べるとともに、「日本は恥と調和の文化。ところが、昨今は恥を恥とも思わず、調和を乱す者も多く残念だ。日本には人作りに役立つ道の文化があるので、これを大切にしたい。和装道もその一つとして継承して行きたい」と挨拶をされ、ショ―を締めくくりました。

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 来る103日(土)、400式年大祭記念奉納行事として当宮五重塔前にて大々神楽の奉納が行われます。

大前神社の大々神楽は、二十六座の神々の舞で、「だいこくえびすの舞」 「天孤白孤の舞」などがあり、開運招福、天地平安、五穀豊穣、子孫繁栄等を祈って舞われます。江戸時代中期に伊勢神宮より伝承されたと云われています。

詳細は下記の通りです。公演は無料でご覧いただけます。ご多数様のお越しをお待ちしております。

 

                                                                               記

 日 時:103日(土)午前10時から午前1130分まで

 場 所:日光東照宮 五重塔前ステージ

 107日(水)午後2時より、当宮表門前において横綱鶴竜関の土俵入りが奉納されます。

 当初、白鵬関の土俵入りを予定しておりましたが、怪我により休場の為、東照宮での初の土俵入りは鶴竜関が務めて下さることになりました。

 特別観覧席は関係者指定席となっておりますが、一般のお客さまも土俵入りをご覧いただけますので、係員の指示に従い、所定の場所にて応援願います。

 当宮宝物館では、寄託先の東京国立博物館から五十年ぶりに取り寄せた国宝太刀「助真」「国宗」と重文太刀の「吉房」を、春先に特別展示した後、夏季期間中は収蔵庫に厳重に保管しておりましたが、気候が安定する秋季を迎え、1010日(土)より11月23日(月)までの間限定で再び公開することにいたしました。

 過去に東京国立博物館で開催された「大徳川展」や「日本国宝展」において、御神宝の刀剣を代表するものとして取り上げられた上記の太刀が当宮宝物館で見られるのは、今回の里帰り期間中、これが最後です。

 特に「助真」は煙立つような幻想的な刃紋と重厚な刀身、家康公好みの黒漆塗りの拵えが特徴で、近年出版件数の多い刀剣特集本でもしばしば取り上げられる太刀ですから、この機会に是非実物をご鑑賞いただきたいと思います。

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 928日(月)に五重塔前特設ステージで、オカリナ奏者の善久(Zenkyu)さんと善久オカリナグループ、N.F.レディースシンガーズのコラボレーション演奏が奉納されました。

 善久氏はクラシックからジャズまで幅広いレパートリーを誇りますが、この日はオリジナル曲の「タンチョウ」「つばめ」「鳥の歌」や、オカリナ演奏では定番の「コンドルは飛んでいく」など、鳥をテーマとした曲を中心に選曲。虚空を舞うかのような、のびやかな調べを奏でて下さいました。日本野鳥の会の会員で、鳥がお好きなのだそうです。

 善久オカリナグループは善久氏の生徒たちが結成したグループで、2014年にはカーネギーホールでの演奏も行っています。この日はカーネギーホールで演奏した曲を披露して下さいました。

 N.F.レディースシンガーズはNHK東京児童合唱団の卒団生により結成された、アマチュアとしてはトップの実力を持つコーラスグループです。同グループの音楽監督古橋富士雄氏が指揮を取り、秋野淳子氏がピアノ伴奏を行って、秋の山内に澄んだ歌声を響かせて下さいました。

 オカリナとコーラスのコラボもよく調和していて、気持ちの良いステージをご奉納いただきました。

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