日光東照宮 最新情報 平成28年 日光東照宮 御鎮座 四百年

 64日午後630分、藤井フミヤさんが観客を促し、御本社に向けて共に拝礼するところからコンサートは始まりました。そして、オープニングの「鎮守の里」、「BIRTH」「TRUE LOVE」と続いたところで、「鎮守の里に命が生まれ、やがて愛を育む」というコンサートのプロットが伺われたように思えました。

 フミヤさんは個の恋愛を歌いながら、より大きな命の繋がりに目を向け、その命が故郷で、地球上で、宇宙の中で生きていることを歌います。その広がりのある作品世界は、野外コンサートにぴったりだと思いました。

 フミヤさんは曲の合間にこんなトークもされています。

「家康公の素晴らしい点は、領地の奪い合いで人の命が虫けらのように扱われた戦国時代を終わらせたこと。江戸時代は260余年あって、この間、平和な時代が続きました。終戦から今日までは70年、その4倍弱の期間です。これはすごいと思います。平和な時代には芸術が盛んになりました。江戸時代に文化が栄えたお蔭で、今私がここで歌っていられる。ありがとうございます。」

 観客に豊かなひと時を提供してくれたコンサートは、最後も拝礼をもって終演を迎えました。

 当宮からフミヤさんに、記念品として、家康公の御遺訓を記した柱掛けを進呈いたしました。

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